【学習支援の実施報告】
2024年度は10名の外国につながる子ども(小学生から高校生)が学習者として参加し、そのうち3名の高校受験生は無事に第一志望の高校へと入学することができました。どの子も来日直後の日本語ゼロからのスタートでしたが、長期的かつ継続的に学習支援に参加することで、それぞれ希望通りの進路に進むための力を身につけることができました。また、中学校の教員や日本語指導者を介した「ゆるい学校連携」を通じて情報を共有し、それぞれの子どもに合わせた学習支援の工夫や問題解決を効果的に行うことができました。
さらに、2024年度にははじめて、学習者のひとりが川崎市国際交流センター主催の「外国人市民による日本語スピーチコンテスト」に出場しました。この成果の背景には学習支援だけでなく、本人が将来の目標に向けて「日本語力を高めたい。勉強しよう。」と学習習慣を身につけて努力を続けた結果でもあります。
2025年度は高校生になった子どもたちの日本語支援も継続しつつ、新しい中学生の受け入れを予定しています。
学習支援の取り組み紹介
https://mcajp.com/studysupport/
コメント